いい借金、悪い借金とは?
このページは「いい借金とは?悪い借金とは?」がテーマです。このサイトのタイトルは「簡単にお金を借りるヤツはバカだ」となっていますが、借金自体は悪いことではありません。
住宅ローンや車購入ローンは多くの人が利用しています。また、事業を始める、大きくすることに、借り入れは必要なことです。
『返済計画上きちんと返済できる借り入れ=良い借金』ではありまん。では悪い借金とはどういう借金でしょうか?
悪い借金とは
悪い借金とは
- 自分の欲望のためだけのお金
- 単なる浪費
です。
「自分の欲望のためだけのお金」とは、見栄をはる、身の丈に合わない暮らし、ギャンブルのためおお金です。人生を楽しむためにお金を使うことは良いことですが、自分のやりくりできる範囲で行うのが基本です。
「単なる浪費」とは、本来必要でないモノ、無駄なモノへお金を使うことです。それほど欲しくないものを、その時のテンションに流されて衝動買いするのは単なる浪費です。そのために借り入れをするのはバカなことです。
良い借金とは
良い借金とは、
- 自分や周囲の人が豊かになるための借金
- 投資
です。
人は「幸せを感じる」ために生きています。心臓が動いていても、ベッドで寝たきりの人生は不幸ですよね。安全な家に住み快適に暮らす。それを実現するための住宅ローンは良い借金です。(正しい返済計画のもとに借りる場合です。)
地元には高い給料をくれる勤務先がないため、都会に働きに行く。その通勤の足となる車をローンで買うのは、投資の意味もあります。車を使うことで、地元では得られない収入を得ることができるからです。(友達に自慢する目的で、高級外車を買うのは浪費。)
「お金を借りよう」と思った時は、まず「良い借金なのか、悪い借金なのか」考えてください。
- 単なる物欲に支配されていないか?
- 自分の見栄のための消費ではないか?
- この消費は投資につながるか?
借り入れをする前に、いったん立ち止まって考えてください。
現代の日本は「激しい消費社会」です。次々と新製品が生まれ、ライバル商品もすぐに生まれる。企業は「買わないと損!いま買うべきです!うちの商品はここが優れています!」と宣伝に必死です。
テレビ、街、電車の中も広告であふれています。私たちは、毎日それらの広告の波をくぐって生きています。洗脳から逃れることは簡単ではありません。
商品やサービスが生み出されるスピードに流されず「自分の求めている幸せは何なのか」考える心の余裕を持ちたいですね。