運転免許証が原因で審査に落ちる
運転免許証の内容が原因でカードローンの審査に落ちることがあるのを知っていますか?
運転免許証といえば、本人の氏名・生年月日・現住所を確認するための書類ですが、それ以外にもローン審査のうえで重要な点をチェックされているのです。
それは、運転免許証番号です。
ローン審査では運転免許証のどこを見る?
↑赤で囲んだ運転免許証番号の数字には意味があります。
ローン審査の担当者はまずこの末尾の数字を見ます。
末尾の数字が表すのは運転免許証が再発行された回数です。
再発行していない場合は0です。1となっていれば、紛失や汚損により免許証が1回再発行されたことを表しています。
金融機関の融資担当者の話では、「この数字が大きい人(再発行の回数が多い人)は審査に通りにくくなる」と言っていました。
理由は、
運転免許証は非常に大切なものであり、そのような重要書類をうっかり紛失する人はルーズなところがあり、信用できない。
という判断になるからだそうです。
言われてみればそうですよね。
運転免許証は、車を運転できる免許という意味以外に、何かの契約には必ず必要な書類です。そんなに大事なものを、うっかり何度も紛失するでしょうか?
銀行やローン会社は、貸したお金が返済されないことを一番心配しています。そのために、借り入れの審査が行われるのです。
大事なものをうっかり紛失する癖がある人=何らかのミスをしやすい人と思われます。
- 仕事でミスをし失業するのでは?
- 返済日(返済口座への入金)を忘れるのでは?
このような、リスクを考えてローン審査で落とされてしまう可能性があるのです。
1回や2回なら、この理由だけで審査に落とされることは少ないでしょう。もし1つの銀行やローン会社で落とされたとしても、他の銀行なら通してくれる可能性もあります。
ただし、5回や6回となるとどうでしょうか?
銀行カードローンや消費者金融系のカードローンでは、担保も保証人もとりません。保証会社はありますが、基本的に「あなたが信用に値する人間かどうか」を審査しています。
運転免許証を紛失したことがある方は、これから紛失しないように十分注意しましょう。
運転免許証の番号でわかる取得した都道府県【豆知識】
運転免許証番号ではもうひとつ面白いことがわかります。
それは、免許を最初に取得した都道府県です。
最初の2桁が取得した都道府県を表しています。
北海道[10]、函館[11]、旭川[12]、釧路[13]、北見[14]、青森[20]、岩手[21]、宮城[22]、秋田[23]、山形[24]、福島[25]、東京[30]、茨城[40]、栃木[41]、群馬[42]、埼玉[43]、千葉[44]、神奈川[45]、新潟[46]、山梨[47]、長野[48]、静岡[49]、富山[50]、石川[51]、福井[52]、岐阜[53]、愛知[54]、三重[55]、滋賀[60]、京都[61]、大阪[62]、兵庫[63]、奈良[64]、和歌山[65]、鳥取[70]、島根[71]、岡山[72]、広島[73]、山口[74]、徳島[80]、香川[81]、愛媛[82]、高知[83]、福岡[90]、佐賀[91]、長崎[92]、熊本[93]、大分[94]、宮崎[95]、鹿児島[96]、沖縄[97]
引用元「運転免許証に関する雑学」
運転免許証番号で初回取得年がわかる【豆知識】
免許証番号の3桁目と4桁目でわかることがあります。それは初回取得年です。
3桁目と4桁目で、西暦の下二桁を表しています。上記の場合は2013年ですね。
「94」となっていれば1994年です。
まとめ
お金を借りたり、携帯電話を契約したり、いろんな場面で必要不可欠な運転免許証。
再発行の履歴は運転免許証番号で誰がみても一発でわかるようになっています。
知り合いの金融機関の融資担当者の話では「8になっている人をみたことがある」とか!
ちなみに、その担当者の金融機関では「8の場合は運転免許証の審査で融資不可」だそうです。
出身がばらばらの人が集まる席で免許証を見せあうと盛り上がるかもしれませんね。実際にやってみたことがありますが、顔写真のブサイクさでもかなり盛り上がりますよ^^