借金の返済に悩んでいるなら、副業をしてみるのがオススメです。
家庭があるのに浪費がひどい兄
51歳の都内に住む実兄の話です。
お金に苦しんだきっかけは高額なマンションの家賃に加えて新車を購入したことから始まりました。
子供の学費が必要にも関わらずついつい浪費癖が出てしまったからです。
新車と言ってもドイツ車のため600万近いローンです。
手取り収入が月に30万円程度では生活が苦しくなるのも当然でしょう。
家賃にしても月に18万も払っているのです。
多少なりとも家賃の安いマンションに引っ越せば良いものを見栄やプライドが邪魔をしているのです。
更に悪いのは兄はギャンブルとキャバクラが好きなことです。
再婚してからは控えていましたがストレスが溜まると我慢できす散財してしまいます。
カード会社に借金があり少ない小遣いの中からやり繰りしている状態にも関わらずです。
奥さんがパートしているため辛うじて生活は成り立っていますがいつ生活が破綻するかわかりません。
来年には子供が公立高校を卒業し大学に行くため少しでも貯金する必要があります。
しかし金銭感覚が麻痺している兄にとっては貯金など全く考えていない状態です。
当然のことながら家には貯蓄などあるはずもありません。
奥さんの病気をきっかけに、やっと兄にも危機感が
そんな兄に悲劇が訪れてしまいました。
奥さんが病気になり入院してしまったのです。
病気については幸い保険に入っていたため入院費の心配はありませんが、長期入院のためしばらくパートが出来ないことになりました。
そうなると現在の優雅な生活を送ることなど到底できません。
流石の能天気な兄でも危機感が募り今後の生活を真剣に考えたのです。
まず行ったのはカード会社への返済です。
実家の年老いた両親に泣きつき150万円を借りカード会社に一括返済したのです。
それにより月に支払うお金が軽減されるのです。
更に車以外の金目の物を売り払ったのです。
ちなみに時計はロレックスをしていましたが売却することでまとまったお金を作りました。
最後に残ったのは新車と家賃でしたが最後まで手放すことはしませんでした。
副業で難局を乗り越える
そこで取った兄の行動は副業でした。
仕事が終わるとアルバイトに出かけるのです。
場所は地元にある馴染みの飲み屋でした。
知り合いもいるため時間の融通が利くからです。
そこで月に8万ほど稼ぐことで難局を乗り越えました。
奥さんは療養中の身であるため働くことはできませんが、子供の学費のために少しづつ貯蓄をしています。