【銀行カードローンの今後】審査が厳しくなり借りにくくなります。

銀行カードローン審査厳しくなる

銀行カードローンの審査が厳しくなり、借りるのが難しくなります！

スマホからでも簡単に申し込みできる銀行カードローン。

消費者金融より金利が安く、便利に使っている人もいるでしょう。

カードローンの利用者は、年々増加しています。

このカードローンに対して、大手銀行や地方銀行が融資を抑制する方向で動きはじめました。

このページでは、「銀行カードローンは借りにくくなるのか？借りられない時はどうしたらいいのか？」をご紹介します。

便利な銀行カードローンの利用者が急増　銀行カードローン＞消費者金融

銀行カードローンと消費者金融

銀行カードローンは消費者金融に変わって大きく利用者を伸ばしている金融商品です。

銀行は改正貸金業法の規制をうけないので、消費者金融より有利である点と、住宅ローンに比べて高い金利水準だからです。

最も、伸びが好調なのが、三菱UFJ銀行カードローン「バンクイック」、ついで、「三井住友銀行カードローン」や「みずほ銀行カードローン」も融資残高が増えています。

また、「イオン銀行カードローン」など、異業種から銀行業へ参入してきた銀行や、店舗をもたないネット銀行「楽天銀行」「ソニー銀行」なども利用者から注目を集めています。

「お金を借りる」という利用目的は同じなのですが、消費者金融より銀行のほうがイメージがよく、女性や20代30代の若い世代の利用者が増えているのでしょう。

2016年3月末には、消費者金融やカード会社の融資残高を、銀行の消費者ローンが上回りました。

消費者金融より銀行カードローンが人気だというのが、ハッキリしましたね。

テレビCMでも、銀行カードローンのCMが増えましたよね。

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現在人気の銀行カードローンはどこ？貸付残高で比較

人気のカードローン貸付残高でみる

大手銀行カードローン貸付残高を見てみましょう。
2014年・2015年・2016年　単位：億円

	2014年3月	2015年3月	2016年3月
三菱UFJ銀行バンクイック	2,474	3,114	3,716
三井住友銀行カードローン	4,783	5,429	6,057
楽天銀行スーパーローン	1,188	3,129	3,532
新生銀行カードローンレイク	2,547	1,667	2,052
住信SBIネット銀行	560	794	1,108
オリックス銀行カードローン	326	643	958

伸び率が大きい、三菱UFJ銀行バンクイックと三井住友銀行カードローンがとくに人気です。

大手「みずほ銀行カードローン」は、貸付残高は公表されていません。

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利用者が急増して借金が問題に

カードローンの利用者が増え、自己破産が増加したことをうけ、銀行カードローンでは審査を厳しくする方向に動きだしています。

全国銀行協会は、カードローン審査の厳格化に向けた申し合わせを公表しています。

それをうけ、三井住友銀行は年収証明書の提出を求める融資額の基準を「300万円超」から６分の１の「50万円超」に引き下げました。

三菱UFJ銀行も収入証明書の提出について「200万円超」から「50万円超」に下げ、テレビCMの放映時間を縮小する方針です。

みずほ銀行は、融資の上限額を利用者の年収の２分の１から３分の１に引き下げます。さらに、収入証明書が必要な融資額を「200万円超」から下げることを決めています。

大手銀行のこれらの動きにならって、地方銀行のカードローンも同様の動きをすると予測されます。

銀行カードローンは審査が厳しくなるでしょう。

銀行カードローンで借りられない時はどうしたら？

銀行カードローン借りれないときは

銀行カードローンは、スマホから簡単に申し込みできて審査も短時間ですが、消費者金融と比べると審査が難しいといわれてきました。

「銀行カードローンの審査に落ちた」という声も、よく聞きます。

カードローンの審査は、すべての銀行や消費者金融が同じ審査基準ではありません。

共通の保証会社が審査に関わることがありますが、融資するかどうか、いくら融資するか、金利はいくらか、は独自の審査基準も加えて決定しています。

どうしても借りる必要がある場合は、他の銀行カードローンや消費者金融の審査を受けてみることで、借り入れできる可能性はあります。

消費者金融は敬遠されている方もいますが、初めて借りる人なら30日位内に返済すれば無利息で借りられるなど（プロミスやアコム）メリットもあります。
（※プロミスはWEB明細の利用登録とメルアド登録が必要）

ただし、複数の審査を受けて通らない場合は、「審査基準をクリアしない」「借り入れ希望額が多すぎる」など、根本的に借りられない原因があると考えられます。

業者から借りずに、知り合いや親族から借りる方法、お金を借りずに働いて用意するなど、「借り入れ以外の方法」を探してみるしかないでしょう。

また、車や家電、ブランド品・本・DVD・ゲームなど、買取してもらえるものは、売ってお金を作るという方法もあります。

高い金利でお金を借りずに済むのがベストです！今のうちにたくさん借りておこうというのはNGです。

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