一人暮らしを始めたいが、お金がないというとき、カードローンで借りるのはアリでしょうか?
カードローンは使途自由なので引っ越し費用につかっても問題ありません。(※使途自由ですが、事業性のある資金としては利用不可が多いです。)
ですが、やはり安易にカードローンでお金を借りるべきではありません。どうしてもお金の都合がつかないときの最後の手段にカードローンはとっておきましょう。
一人暮らしを始めるのにどれくらいお金がかかる?
一人暮らしをはじめるにあたって必要なお金は、人によって大きく違います。
- 家賃・敷金・礼金
- 引っ越し費用
- 家具・生活用品
- あいさつ回りの費用など
ざっくりみても、上記のような内容のお金がかかります。
新居にかかるお金 家賃・敷金・礼金
まず、大きいのは新居となる家にかかるお金です。家賃は前払いが基本です。そして、礼金と敷金が必要です。
敷金は、退去する際に部屋の修繕やクリーニングに使われるもので、大きな損傷の修繕やリフォーム工事が行われなければ、余った金額は返金されます。
ですが、部屋を契約する際にはまとまった額のお金が必要です。
引っ越し費用 業者に頼む場合
次に引っ越し費用ですが、自分でやる場合はお金はかかりません。ガソリン代くらいでしょう。
引っ越し業者に頼む場合、料金は荷物の量と引っ越しの距離によって違ってきます。最近は引っ越し業者の値下げ合戦が激化しています。
A者が○万円といったなら、うちは○万円にします!という具合に営業マンの値下げ合戦です。
私も実際に数社で見積もりをとりましたが、「あそこはいくらでしたか?うちはそれより安くします!!」と言われました。
引っ越し費用の値段は、そのように他社との競争があるので、引っ越し業者の言いなりで契約するのは非常に損です。
かならず、2~3の見積もりはとって、料金を比較するようにしましょう。
昔は、引っ越しのシーズンである春と秋は値下げができないと言われていました。最近はお客さんの取り合いになっているので、繁忙期でもかなりがんばる業者さんが増えてきています。
引っ越し費用は交渉次第で数万円安くなるケースもザラです。必ず見積もりをとりましょう。
ネットの一括見積もりサイトで申し込むのが簡単です。
申し込みボタンを送信すると、引っ越し業者から電話がかかってくるので、荷物の量を下見に来てもらう日をきめましょう。
早いところだと、送信ボタンを押して3分くらいで電話がかかってきます。それくらい競争が激しいです。
初めての一人暮らしで、家具がそろっていない場合や、家具・家電つきのレオパレスなどに引っ越し場合は、宅急便の大型荷物配送サービスで足りることもあります。
大型の荷物が少なく、軽トラ一台分より少ない(コンテナ1個以下)場合は、宅配便で引っ越しすることも検討してみましょう。
業者による引っ越しより格段に安くなる場合もあります。
家具・家電・生活用品
引越し後に徐々に買い揃えていけばいいので、必ずしも最初から予算を組む必要はありません。
食器などは実家にあるものをわけてもらって足りるでしょう。家具も最初から大きなテーブルや椅子・ソファは必要ありません。
掃除機・洗濯機などもなしでも暮らしていけます。冷蔵庫はあったほうがいいでしょう。冷蔵庫はリサイクルショップで売られていますが、あまり古いものは、省エネではないので電気代が高くなります。
最新のもので、低価格のものを買ったほうが長い目でみたら安くあがることもあります。
また、極端な話をすれば、最近はほとんどコンビニで手に入るようになっています。自炊をあまりしないようであれば、冷蔵庫なしでもコンビニを利用すればやっていけます。
冷蔵庫より必要なものは、ガスコンロです。賃貸の場合はガスコンロがないケースがまだ多くあります。それから電子レンジです。
自炊をしない人でも電子レンジはあったほうが良いと考える人もいるでしょう。しかし電子レンジで冷凍ものをチンすると考えると、冷蔵庫も欲しい・・・となりますよね。
掃除機については、どうしてもなくても良いものです。私の友人(女性)も大学の4年間、掃除機なしで生活していました。ほうきとチリトリ、雑巾で充分掃除は可能です。
洗濯機ですが、これはスペースがあればあったほうがいいですね。洗濯機がない場合は手洗いか、コインランドリーを利用することになります。
コインランドリーは洗濯+乾燥をすると、1回で数百円~千円かかりますので、2~3万円の洗濯機を買ってももとが取れるでしょう。(極狭いアパートだと、洗濯機置き場がベランダだったりしますので、壊れやすくなるかもしれません)
家電以外に絶対必要なのがカーテンです。都会でなくてもプライバシーを守るためや、冷暖房の効率をあげるためにカーテンは必要です。
ホームセンターや通販で買える安いものでもいいので、カーテンは用意したいものです。普通の腰高窓の2枚セットなら1,000円代で買えるでしょう。ニトリが安くていいと思います。
一人暮らしをはじめる当初は何かとお金がかかりますから、どうしても必要でないものは後回しでもいいでしょう。
挨拶まわりの費用 粗品代
たとえ一人暮らしであっても、となり近所には挨拶をしておくべきだと思います。
挨拶をしておくことで、何らかのトラブルがおきたときの対応が違ってきます。生活というのは人間関係に大きく左右されるもの。
アパートの場合は、壁がそれほど厚くありませんから、隣近所の音も聞こえやすくなります。隣の音が聞こえるということは、こちらの生活音もむこうに聞こえているということです。
周囲から迷惑をかけられていなくても、知らないうちに自分が迷惑をかけているかもしれません。自分では気がつきにくいのが騒音トラブルです。
挨拶をしていたからすべてが円満に解決できるとはいえませんが、人間の心象は全く違います。
近所との良好な人間関係を保つために、挨拶はしっかりしておきましょう。最近は隣近所に誰が住んでいるかわからないというケースも稀ではありませんが、社会人として挨拶はしておきたいものです。
粗品は、洗剤やタオルなど安くて、誰もが使う消耗品がいいでしょう。私がよく選んでいるのは
- 洗濯洗剤
- 食器洗い用洗剤
- ゴミ袋
の3点セットです。
洗濯洗剤は現品ボトルを選んでいます。食器洗い用洗剤は詰め替えボトルで用量が多いものを選んでいます。
食器洗い用に詰め替えボトルを選んでいるのは、食器洗い用なら他のメーカーのものと混ざってもあまり気にならないと私が思うからです。私の場合は、専用のおしゃれな容器に移し替えて使っていますし^^完全に自分の好みの問題ですが。
ゴミ袋については、地域の有料ゴミ袋がある場合はそちらを選んでいます。絶対に使うものですし、「ゴミ袋にお金を使いたくない」という人が多いだろうと想像して買っています。
いままで、何度かあいさつ回りをしたことがありますが、この洗剤+ゴミ袋のセットはとても喜ばれています。(実際に後日、挨拶した方からお聞きしたので確かです)
お菓子のセットで1,000円くらいですが、このセットだと800円くらいに抑えることもできるので、おすすめですよ。(洗剤2本でもいいでしょう)
引っ越し費用をカードローンで借りていいか
ざっと計算してみると、どんなに安い家賃のアパートでも、20~30万円の費用がかかるかと思います。
お金がなければ、カードローンで借りるという手もありますが、その前に親に借りるほうをおすすめします。
子供から利息をとる親は少ないでしょうから、一番確実に安心して借りられるでしょう。自分の親であれば、しばらく返済してあとは・・・・なんてこともできるかもしれません。
カードローンで借りる手続きは簡単ですが、親に借りられない場合限定と考えてください。カードローンは利息がかかりますので。
カードローンで借りる場合は、
- たくさん借りすぎない
- ボーナスや給料が入ったらまず先にカードローンを返済する
この2点をしっかり守ってください。
カードローンは30万円まで、50万円までといった限度額で契約します。
その金額まで自由に引き出してお金を使うことができます。ここで、必要以上にお金を引き出さないのがポイントです。
引き出したお金=使ったお金に対して利息がかかってくるので、『何かのときのために余分に下ろしておこう』と考えるのはNGです。
引き出しはできるのですが、そのお金はあなたの預金ではありません。利息がかかる他人のお金なのです!
気軽に借りていい場合は、一ヶ月後に返済できるというめどがある場合です。バイトの給料日前や、正社員の方ならボーナス支給の前ですね。
そういうときは、30日間の無利息期間があるキャッシングがあるので、そこで借りれば親に借りるとの同様に利息0で借りることができます。
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