お金を借りる時に、金融機関から提出するように言われるのが「収入証明書」です。
個人向けのカードローンでは、ある程度の限度額(300万円~500万円程度)は収入証明書不要というカードローンが多いです。
収入証明書が必要になるのは、カードローンで高額の融資を受ける場合や、住宅ローンやマイカーローン、教育ローンなどの目的別ローンでお金を借りるケースです。(※必要になるケースは金融機関によって異なります)
また、お金を借りるとき以外に、家を借りる賃貸契約の際にも収入証明書の提出をもとめられる場合があります。
それ以外にも、クレジットカードの入会や子どもを保育園に入れるときも収入証明書が必要になります。(※不要なケースもあります)
このページでは、収入証明書とは何なのか?どこで取得するのかを解説していきます。
収入証明書とは
収入証明書とは、「収入証明書」という名前の書類があるわけではありません。あなたの収入を証明する公的な書類の総称です。
ちなみに、所得証明書という言葉がありますが、収入証明書と同じ意味で使われますが、所得証明書=課税証明書として使っている場合もあります。
会社員の方の収入証明書
収入証明書は、源泉徴収票・給与支払い明細書・課税証明書・確定申告書・納税証明書です。
源泉徴収票と給与支払い明細書は勤務先で取得します。経理の方に言えばいいでしょう。
課税証明書は、1月1日の住所があった市町村で発行されます。(引越しした場合は、前年の住民税を納めた各市区町村)
確定申告書は、申告したものの控えを自分が持っているはずです。納税証明書は、税務署が発行します。
会社員の方なら、会社で源泉徴収票をもらうのがいいでしょう。(年末調整の際に受け取っているはずです)、会社で発行してくれる源泉徴収票は無料のところが多いですし、市役所などに取りに行く手間がないので、一番簡単でしょう。
市役所などで発行される課税証明書は、一通につき300円程度の手数料がかかります。
法人役員の方の収入証明書
課税証明書・確定申告書
取得先は会社員の方の方法と同じです。
自営業の方の収入証明書
課税証明書・確定申告書
会社員・法人役員の方と同じです。
年金受給の方の収入証明書
源泉徴収票、発行場所は下記です。
- 厚生年金・国民年金→年金機構(事務所)
- 公務員共済年金→各共済組合
- 民間企業年金→各会社の組合