国からお金を借りるには、メリットとデメリットがあります。
他の消費者金融や銀行カードローンにも、メリットとデメリットがあるのと同じです。
国からお金を借りるメリット
では国からお金を借りるメリットには、どのようなものがあるのでしょう?
以下に4つのメリットを紹介していきます。
まず、国が運営しているという安心感です。
民間企業のような倒産の心配もないですし、違法な金利で貸し付けられることもありません。
日本国民であれば、条件に該当すれば誰でも融資を受けることができます。
次に低い金利ですね。
銀行や消費者金融のカードローンの場合、平均して年利3%から14%と設定されています。
ただ、最低利率が適用されるのは融資限度一杯の時だけで、普通は上限利率が適用されます。
なので民間のカードローンの場合、多くは年利14%となります。
一方国からお金を借りた場合、例えば「総合支援資金貸付制度」を利用すると、なんと年1.5%の利子で借りることができます!
もし連帯保証人をつけることができれば、無利子でお金を借りることができます。
また、民間のカードローンにたまにある変動金利ではなく、固定金利なので、途中で金利があがって返済額が増える心配もありません。
最後に、返済期間が長期に設定できることです。
民間の場合、返済期間は5年~8年が中心ですが、国からお金を借りる場合、最長20年設定できます。(「総合支援資金貸付制度」の場合)
少しずつお金を返すことが出来るので、収入が多くない世帯でも安心して借りることができますね。
国からお金を借りるデメリット
逆に、国からお金を借りるデメリットにはどんなものがあるのでしょう?
代表的なのが、手続きに必要な書類が多いことと、融資を受けるまでに時間がかかることです。
民間のカードローンには、即日融資を謡い、最短30分でお金を借りれる所もあります。
また、インターネットやコンビニを使って、いつでも好きな時にお金を借りることができます。
一方、国からお金を借りる場合、7枚も8枚もある必要書類を、自治体の福祉課や社会福祉協議会に直接持っていかなければなりません。
また、審査期間が長く、早くて3週間から1ヶ月、長いと1ヶ月半かかることもあります。
国からお金を借りるメリット・デメリット まとめ
国からお金を借りるのは、民間に比べ手間と時間がかかるというデメリットはあります。
しかし、長い目で見れば、どう考えても民間よりもメリットが大きいですね。
すぐにお金を借りて好きなことにお金を使いたいなら民間のカードローン、できる限り良い条件でお金を借りたいなら国の制度を利用してみてください。