奨学金のひとつの【あしなが育英会の奨学金】があります。
このページでは、長男の大学進学のときにあしなが育英会の奨学金を借りた方の体験談を紹介します。
奨学金を借りた理由
長男の大学進学の際に、自営業であまり教育費用に余裕がなかったため借りました。
九州から関西の大学に入学することで、初めての一人暮らしを始めさせるにあたり、入学金やもろもろの費用と合わせてもかなりの出費がありました。
2当時の長男の年齢は18歳で、現在は33歳になっています。
あしなが育英会の奨学金を借りた
借りた奨学金は、あしなが育英会の奨学金でした。
高校の終わりごろに説明会があり、資料を請求したと記憶しています。
月額8万円を借り、返済は利子ありで月額2万円ほどです。
この返済額はある程度幅があって、自分で無理のない金額を決めていたはずです。
奨学金を借りるメリット
奨学金を借りて良かったことは、長男が「自分で借りる」と言い出したことです。
実家の事情をきちんと考えて、自分の責任で返済すると決断することは大人への第一歩だと思いました。
こちらもできる限りで協力した上でのことですので、決断してくれて大変助かりました。
家賃と学費は親が援助し、そのほかの生活費用として奨学金を利用していました。
金銭面をしっかりと自分自身で管理して考えさせるということで、親としても子供の成長を感じるきっかけにもなったと今になって思います。
奨学金を借りるデメリット
一方で、デメリットも感じました。
４年間限定の借り入れということで、卒業ができずに留年をしたりすると一気に金銭面のゆとりがなくなってしまうため、本人から最後の１年はかなり卒業に向けて努力をしたと聞きました。
また、そうして卒業して就職した長男は33歳になった今も月々２万円ずつ返済をしています。
もう少ししっかりと返済計画を立てれば、利子も安く済んだはずだし、たとえば月３万円の返済にするとか、余裕があるときに繰り上げて返済をすれば、今後も延々と支払いを続けなくてよかったのにと、そう諭したことがありました。
奨学金を借りる方へのアドバイス
奨学金には様々な種類があり、学業が優秀であれば、学校側から無償で借り入れることができるものもあるはずです。
まずはリサーチした上で、返済しなくていい奨学金の借り入れを目指してはいかがでしょうか。
利子つき奨学金の自発的な借り入れは、表現は少し悪いですが借金と同じだと、今も返済を続けている子供を見るにつけて感じます。
基本的に奨学金は借りずに、どうしても足りない時だけカードローンなどで借りるという方法もあります。
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